後継がない,無縁仏にしたくない,子供に負担を掛けたくない,そんな思いを叶えるのが永代供養墓・納骨堂です

【特 集】 Q&A 詳細解説 ◆





「納骨110番 Q&A」の中からより問題の深い案件や詳細な解説が必要なご質問を特集して詳しくご説明いたします



【特集3】嫁ぎ先のお墓に入らなければならないの?


  • Q: 嫁ぎ先のお墓に入らなければならないの?

    A: 分家でない限り一般的には嫁ぎ先のお墓に入ることが自然の流れですが、 必ずしもそうでなくてはならないという決まりはありません。
    特に近年では、後継者のいらっしゃらない方が、お墓を改葬し永代供養になさる方も増えております。 その上でご自身のご家族から納骨堂等に入られるというケースもございます。
    ただ、ご主人のご両親やご親族がご健在であれば、当然そのお墓に入るであろうと思われているはずですから、 ご主人や子供さんへの風当たりはかなりのものとなるでしょう。
    後の方に迷惑や混乱を招いてまでご自身の思いを貫くの事は、あまり好ましい事とは言えません。
    その場合は時期をみる必要があると思われます。
      



    ■ 詳細解説 ■ 

     納骨に対する夫婦間での意識の違い

    夫の意識

    跡取り息子の場合、わりと先祖のお墓に入るのが当然だと思っている人がほとんどで、 むしろそのこと自体考えたり悩んだりもしないのが現状でしょう。 あたりまえかもしれませんね。 ご自身の血の繋がった先祖の墓に入るのだから何の抵抗も、違和感も感じないでしょう。

    嫁の意識

    どうして会った事もなく血の繋がりのない他人の先祖と一緒にされなくてはならないのか?
    舅姑とは別居して暮らしていたのに、何故死んでから同居を強いられるのか?
    自分を産み育ててくれた両親と一緒ではいけないのか?
    考えれば納得いかない事ばかりなのです。

    従来の一般的見解

    御主人が長男であったり、 先祖のお墓や納骨堂の正式な墓地継承者であればそこに納骨するというのが一般的です。
    御主人が墓地継承者でなければ、ご自分の代で新たにお墓等を建立します。

    実家のお墓・納骨堂には入れないのか

    法的には何も制限はなく、ご実家の墓地(納骨堂)使用者が認めればそこに入ることはできます。
    しかし、ご自身の遺骨をご自身で納骨することは 不可能ですから、通常の流れではご実家のお墓や納骨堂に納骨されることはありません。 生前の内によほどしっかりと手を打っておかなけばならないでしょう。

    必ずしも嫁ぎ先のお墓・納骨堂に入らなければならない という事はなく、 ご自身の強い意志があって、そのような段取りがなされていれば、 たとえ嫁いだ身であっても ご実家のお墓・納骨堂に入ることは可能なのです。

    また、 近年では「後継者がいない」「子供が娘だけ」「子供 に負担を負わせたくない」等お墓継承の問題や、 「お墓が遠い」お墓まで歩いていけない」 等の立地的理由で先祖のお墓を処分して、 お参りし易い納骨堂や永代供養墓等に 改葬する方も増えてきております。 

    上記のようにご先祖のお墓を整理するのなら、 自分たち夫婦からは別の納骨施設(納骨堂等)にご遺骨を納め、 分家のように新たにスタートしてもよろしいし、 夫婦納骨壇であれば 自分たち夫婦一代のみで遺骨を安置することもできます。

    ただ、ご主人のご両親やご親族がご健在であれば、 当然そのお墓に入るであろうと思われているはずですから、 ご主人や子供さんへの風当たりはかなりのもでしょう。 非難されるのはご本人ではなく、 実際に納骨をするご家族の方だという事も忘れてはなりません。
    また、ご自身だけ実家のお墓に入って 家族がバラバラになってしまうのもどうかと思えます。

    ご自身のお気持ちも大切ですが、残されたご遺族の方が迷わず きちんとお参りできる環境を用意してあげることも 親の責任ではありませんか。
    波風が立たぬよう時期を見ることも必要ですし、 時には孫の代まで見据えて混乱を招かないように考えていかねばなりません。
    ご自身の思いだけを貫くのではなく、 思いとどまることも大切なことです。

    ただ近年は お墓事情にも変化が見られ、 先祖代々のお墓から夫婦墓、個人墓への兆しが徐々に見受けられます。 そうしたながれの中、 近い将来にはお墓は個人で個々に選ぶという時代が来るのかもしれません。


















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